【これで満足度UP】世界遺産のオフリドに行くなら知っておきたい知識まとめ

サモリ要塞

3月末より北マケドニアのスコピエ、プリレプ、ビトラと移動してきて、最後にたどり着いたのがオフリド(Ohrid)でした。

オフリドは北マケドニア最大の湖「オフリド湖」を擁する、人口4万人強の街。

このオフリド湖を初めて見た瞬間に思いました。

「もっと早く来るべきだったorz」と。

それくらいオフリド湖の眺めや、それを取り囲むように丘の上に立ち並ぶ伝統家屋が素晴らしかったのですね。

それもそのはず…オフリドはユネスコの複合遺産(自然遺産と文化遺産)に登録されている街なのです。

  • オフリド湖は500万年前にできたヨーロッパ最古の古代湖の1つで、高い透明度を誇る
  • 街は紀元前4世紀古代都市リュクニドス(Lychnidos)まで遡れる長い歴史を持つ
  • キリル文字創始者の聖クレメントゆかりの地である

歴史と自然を堪能できるというだけで、素晴らしくないはずがありません。

これだけでも魅力たっぷりのオフリドですが、滞在するからには少しでも満足度の高い旅にしたいですよね。

そこで本記事では「これを知っておくだけで満足度がさらに上がる」知識をシェアしておこうと思います。

目次

オフリドの概要地図

まずはザックリとオフリド市内の土地勘をつかんでしまいましょう。

バスターミナルから観光のメインとなる旧市街は2km程度離れています。

オフリド地図

旧市街付近を拡大すると次のようになります。

目抜き通りともいえる「聖クリメント・オフリドスキ通り」の西側に丘が広がっているのが旧市街エリアです。主な見どころはこのエリアに集中しています。

オフリド旧市街地図
オフリド旧市街
オフリド湖
圧巻の透明度
聖クリメント・オフリドスキ通り
聖クレメント・オフリドスキ通り
聖クリメント・オフリドスキ通り

絶景スポット4選

ここでは特に眺望が素晴らしかったスポットをリストアップしてみたいと思います。

聖ヨヴァン・カネオ教会(Church of St. John at Kaneo)

オフリドで最も有名なのが、この聖ヨヴァン・カネオ教会の裏にある丘からの眺め。

ガイドブックなどで見たことがある方も多いと思います。見渡す限り湖!という景色を楽しみたい方には一番ピッタリの絶景ポイントです。

聖ヨヴァン・カネオ教会
聖ヨヴァン・カネオ教会

円形劇場

オフリドの高台地区への入口「ゴルナ・ボルタ」から入ってすぐ、民家が立ち並ぶ中に円形劇場が突然姿を現します。

ここからの眺めも圧巻のひとこと。

この一帯に家を構えている人たちは、毎日こんな大パノラマを見ているのかと思うと羨ましくて仕方ありませんね(笑)

円形劇場
円形劇場は、紀元前2世紀建造といわれる。
ステージが設置されていることからわかるように、未だに現役で使われているというから驚き。

こちらの写真の右手には「Gladiator(剣闘士)」というレストランがあり行ってみたかったのですが、コロナの影響からか現在(2021/6現在)はいつ行っても閉まっていました。

おそらくレストランからの眺望は“ため息もの”だったはずです。

円形劇場

聖マリア・ペリブレプトス教会(Church of Holy Mary Perybleptos)

同じくゴルナ・ボルタ近くにある、1295年建立の教会。

敷地内にはイコン画のギャラリーも併設されています。ギャラリーの入場料は150デナリ(≒ 334円) 。

聖ボゴロディツァ・ペリフレプタ教会
聖ボゴロディツァ・ペリフレプタ教会
聖ボゴロディツァ・ペリフレプタ教会
オフリド湖だけでなく、サミュエル要塞も見えます

この教会はかつて聖クリメント(СветиКлиментОхридски)の聖遺物が収められていたそうです。

オフリドのクリメント
聖マリア・ペリブレプトス教会の聖クリメントのイコン
 出典:wikipedia

聖クリメントは9世紀頃にこの地でキリスト教を布教した人物。

現在スラブ圏で使用されているキリル文字を完成させたとも言われています。

写真のイコンのように、頭の大きな人物として描かれていることが多いのですが、これは「知恵」を示しているそうです。

サミュエル要塞(Samuil’s Fortress)

おそらく最も標高が高い絶景スポットがこのサミュエル要塞ではないかと思います。

サミュエル城塞は、10世紀にオフリドを支配したブルガリア帝国のサミュエル皇帝が建設した城塞。

入場料が60デナリ(≒ 134円) かかりますが、個人的にここからの景色が一番気に入りましたね。

なお月曜日は閉まっていますので注意しましょう。

サモリ要塞
サモリ要塞

オフリドで食べたい郷土料理

オフリド・マス(Ohrid Trout)

まずは何といってもオフリド・マスでしょう。オフリド湖の固有種なのですが、かつての乱獲の影響で数が激減。現在は保護対象となっており、漁獲は禁じられています。

そのためレストランで食べることができるのは、養殖されたオフリド・マス(※)。

価格は1kgで約2000~2500デナリ(≒ 5,573円) が相場でかなり高いです。ただし丸々1kg食べるわけではないので、実際には食べる魚の重量に応じて料金が決まります。

オフリドマス

写真はレストラン「Kaj Kanevche」で私が実際に注文したオフリド・マス。

キロ2000デナリでしたが、500デナリ(≒ 1,115円) 分だけ食べたいと注文したところ、400gのオフリド・マス1匹を調理してくれました(運ばれてくるまで40分ほどかかりましたが)。

ちなみにこのレストランは、他にも北マケドニアの伝統料理が食べられる上に、文字通りオフリド湖岸沿いに位置しており眺めが素晴らしいので、特におすすめのレストランです。

※ネット情報で「レストランのオフリド・マスは違法に獲られたもの」と書かれているのを見たことがあります。ですが提供しているレストランの数が多く、堂々とメニューに載っていることを考えると、ちょっと考えづらいです。Kaj Kanevcheでも念のため確認したところ、先述の通り、養殖したものを仕入れているとの回答でした。他店も同様だと思われます。

Kaj Kanevche
Kaj Kanevcheからのオフリド湖の眺め
Kaj Kanevche
聖ヨヴァン・カネオ教会も下からのアングルで楽しめます
Kaj Kanevcheの外観

ギョムレザ(Gjomleze)

オフリドを含む北マケドニア南西部が発祥とされる、パイのような食べ物。

生地が何層にも重なっており、一番外側はカリッとしていながら、内側の層は弾力のある触感をしているのが特徴です。

1つ1つは小さい(長さ8㎝、高さ4㎝程度)ですが、2つほど食べれば意外と満腹になります。

ギョムレザ

肝心の味は無味ですのでプレーンですので「味的には」あまりオススメしませんが(笑)、あまり見かけない食べ物であるのは事実。

またメニューに用意されていても、1日前に予約が必要だったり、大人数での注文のみ受け付けているところが多い印象がありました。

ですのでレア感はピカイチ。せっかくオフリドに来たからにはご当地モノを食べてみたい、という方はぜひチャレンジしましょう。

大体1つ60デナリ(≒ 134円) 程度で食べられます。

宿泊は旧市街がおすすめ

ズバリ、おすすめの宿泊エリアは旧市街近辺です。

オスマン帝国時代の石畳を残す旧市街は雰囲気抜群!
ある程度の階層の部屋ならレイクビューまで望めるかもしれません。

オフリド旧市街
高層に行くにつれてせり出すオフリド独特の建築様式
より日光を取り込めるようにした工夫とのこと。
オフリド旧市街
オフリドの特産と言えば、湖で採れる真珠。真珠を使ったアクセサリー屋も多い
旧市街
オフリド旧市街

旧市街近くの広場のそばには「Ramstore」という大型のスーパー(0時まで営業)もあるので買い物にも不便しません。

ただし旧市街は全体的に丘に位置していますので、大きな荷物を持っている場合は、勾配が緩やかな紫色のエリアから選ぶのが吉です。このエリアであればほとんど段差がなく、スーツケースでも引いて行けます。

オフリド旧市街地図

今回はオフリド旅行をより有意義にするための事前知識をシェアさせていただきました。

ですがオフリドの見どころは市内だけに留まらず、実は郊外にも点在しています。

次回はそのあたりの説明を詳しく書きたいと思います。お楽しみに!

サモリ要塞

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