モンテネグロのアドリア海沿いには有名なリゾート地がたくさんあるのですが、そのうちの1つがブドヴァ(Budva)。
人口1万人強ですが、国内随一のリゾート地だけあって観光客が多く、とても人口1万人とは思えないくらい賑やかな街です。
街自体の起源はBC5世紀まで遡りますが、旧市街で現在見られる建物の多くははベネチア共和国時代のものです。
![ブドヴァ](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1639710527068-1024x768.jpg)
![ブドヴァの街並み](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1640227116410-1024x768.jpg)
![旧市街](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1640227114718-1024x768.jpg)
![旧市街](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1640227116307-1024x768.jpg)
![旧市街](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1640227115290-1024x768.jpg)
![旧市街](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1640227115168-1024x768.jpg)
![旧市街](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1640227114571-1024x768.jpg)
![旧市街](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1640227114464-768x1024.jpg)
またブドヴァは人口のわりにミリオネアが多いことでも知られ、「モンテネグロのクウェート」とも呼ばれています。
街の東側にはひときわ目立つDukley Gardensという億ションも。ビットコイン決済にも対応しているようなので、仮想通貨の億り人の方はいかがでしょうか?(笑)
![Dukley gardens](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1640227113607-1024x768.jpg)
![プライベートビーチ](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1640227114028-1024x768.jpg)
![](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1640227113686-1024x768.jpg)
お察しの通り、ブドヴァの難点は物価が少々お高めだということ。外食費に関しては日本と同水準かそれ以上です。
ですので長期滞在には不向きなのですが、何といってもその海が尋常ではなく綺麗なので、長居したくなるのも無理はありません。
![モグレンビーチ](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1639710527143-1024x768.jpg)
![Slovenska Plaza](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1640227116517-1024x768.jpg)
そんなブドヴァの海に惚れ込んだ私も3週間以上滞在するハメになったのですが、その甲斐あって多種多様なレストランを開拓することができました。
この記事ではその中でおすすめのレストランについてご紹介したいと思います。何かウリのあるレストランだけを厳選しましたので、ぜひご参考にしてください。
![ブドヴァのレストランマップ](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/7536511413cfedfe171c149aa8893df9-1024x684.png)
ビーガンレストラン【Paradise Food】
おそらくブドヴァで唯一のビーガンレストラン。
モンテネグロでは肉料理がメインとなるため、ビーガンでない人にとっても貴重なレストランです。
![Paradise Food](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG20210912130148-1024x768.jpg)
パン類、ピザ、デザートなど単品でのメニューもありますが、おすすめなのは曜日によって料理の種類が変わるバイキング。
- 日曜日:アジア料理
- 月曜日:地中海料理
- 火曜日:メキシコ料理
- 水曜日:西洋料理
- 木曜日:東ヨーロッパ料理
- 金曜日:中東料理
- 土曜日:定休日
とバラエティ豊かなルーティンで、古今東西の料理を楽しむことができます。
各料理、6種類くらいの中から好みのものを好みの分だけ指定するスタイル。
料金は量り売りで、100グラム=1ユーロで計算します。
400グラム(=4ユーロ)も食べればそれなりに満腹になるので、食費も浮かせることができます。
![Paradise Food](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG20210912125245-1024x768.jpg)
![Paradise Food](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG20210913135359-1024x768.jpg)
![パラダイスフード](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/montenegro/budva/IMG20210912123854-scaled-1024x768.jpg)
5.5ユーロ
![Paradise Food](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG20210915182229-1024x768.jpg)
2.3ユーロ
コスパ最強!超穴場の【Hotel Park Budva Montenegro(のランチ)】
PARKホテルに併設されているレストラン。
ウェブサイトにも載っていないようなのですが、12:30~15:30の時間帯はランチタイムとなり、完全バイキング形式となっています。
料金は7ユーロぽっきり。食べ放題でこれはコスパ高い!
![Hotel Park Restran](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG20210915132307-1024x768.jpg)
![Hotel Park Restaurant](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG20210915123700-1024x768.jpg)
食品のラインナップも豊富なのもポイント。
サラダ、スープ、肉、フルーツ、デザートから好きなものを好きなだけ食べることができます。ただしドリンクは水のみ。
私が行ったときは10種類以上のメニューがありました。内容も日替わりのようです。
![Hotel Park Restaurant](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG20210915123742-1024x768.jpg)
![park budvaのメニュー](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/montenegro/budva/IMG20210915123732-scaled-1024x768.jpg)
![park budvaのメニュー](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/montenegro/budva/IMG20210915123717-scaled-1024x768.jpg)
![Hotel Park Restaurant](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG20210915123801-1024x768.jpg)
近くにはビーチもあるので、ひと泳ぎしに行く前の腹ごしらえにもピッタリの立地です。
実はこのレストラン、2021年9月現在、グーグルマップで検索しても出てこなかったのでかなりの穴場スポットです(HOTEL PARKの方は表示されました)
アジア料理が恋しくなったら【Taste of Asia】
ガチのアジア料理を食べたくなったら「Taste of Asia」一択でしょう。
中華、タイ、ベトナム、シンガポールなどの料理がメニューに並んでいます。料金は少々高めかもしれませんが、味は確かです。
アジア料理店は他にもいくつかあるのですがここがベストです。
![Taste of Asia](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG20210913183331-1024x768.jpg)
![Taste of Asia](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG20210913184948-1024x768.jpg)
9.5ユーロと少々高いが本当に旨かった
魚が割安で食べられる【STELLA】
ブドヴァはアドリア海に面した街。せっかく海沿いの街にいるのですから、魚を食べてみるのはいかがでしょうか?
しかしモンテネグロでは(というかバルカン半島全体でいえることですが)魚は基本的に高いです。
そんな中このSTELLAなら割安で食べることが可能。
料金は従量制で、メニューには1キロあたりの金額が載っています。
ちなみにバルカン半島でよく食べられている魚はOrada(マダイ)とBrancin(シーバス)。Oradaの方がオイリーな食感ですね。
STELLAではどちらもキロ23ユーロでした(これでも安い方です・・・)
![Stella](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG20210911194753-1024x768.jpg)
![Orada](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_20210911_193811-1024x768.jpg)
![branchin](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/montenegro/food/IMG20210918200756-scaled-1024x768.jpg)
郊外のスヴェティ・ステファンなら【DRAGO】
ブドヴァの東5kmほどの場所に、スヴェティ・ステファン(Sveti Stefan)というリゾート地があります。
かつては漁村の島だったスヴェティ・ステファン。1950年代に最後の村民が立ち退いた後、島全体がホテルになり今では国内で最高級リゾートホテルとも言われます。
こちらの近辺で食事をするならDRAGOがおすすめ。何といっても眺めが最高!スヴェティ・ステファンを眼下に見ながら食事を楽しむことができます。
![DRAGO](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1639710527584-1024x768.jpg)
![DRAGO](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1639710527886-1024x768.jpg)
私が注文したのはランチセット。スープ・サラダ・メイン・デザートのセットで8.5ユーロでした。メインは日替わりのメニューから選ぶことができます。バルカン半島では珍しいセットタイプなのも嬉しいポイントです。
![DRAGOの前菜](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1639710527673-1024x768.jpg)
![ムサカ](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1639710527747-1024x768.jpg)
![DRAGOのデザート](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1639710528043-1024x768.jpg)
スヴェティ・ステファン自体には宿泊客しか入れないようですが、入口の手前までは橋を渡っていくことができます。
また周りはビーチになっており透明度も高いです。
歴史的な建物を間近で見ながら抜群にきれいな海で海水浴・・・そんなシチュエーションはなかなかないのではないでしょうか。
![スウェティ・ステファン](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1639710527509-1024x768.jpg)
![スヴェティ・ステファン](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1639710528110-1024x768.jpg)
![スヴェティ・ステファン](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/wp-1639710527381-1024x768.jpg)
![DRAGOマップ](https://keisannomad.com/wp-content/uploads/2021/12/dae3c36139fa251ed15b17d2347ef7d8-1024x490.png)
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