海外ノマドや世界一周旅行者の方にとって、滞在先の通信環境は気になるものではないでしょうか?
- wifiがどれくらい通じるのかわからない
- 通じるとして、速度が問題ないか不安
- wifi普及度が低い場合、SIMカードを購入する手間とコストがかかる
- 新しい国へ入国するたびに不要なSIMカードが増えていく
- SIMカードのチャージが切れた場合、再チャージの手間もかかる(店頭に行く必要があるなど)
・・・新しい国へ入国するたびに、いちいちこういったことで頭を悩ませたくありませんよね。
そんなあなたにオススメなのが、世界200ヶ国で使えるグローバルSIM『SurfRoam SIM』。
これ1つあれば上記の悩みから完全に開放されるという優れモノ。
Surfroamはラトビアの会社が開発・販売しているSIMカードで、ラインアップには
- Surfroam SIM
- Surfroam SIM PRO
- Surfroam eSIM(Global, Ultra, Global+の3タイプ)
があります。
本記事では私も実際に使っている、最も安価で一般的な『1. Surfroam SIM』についてご説明(使用レビュー)したいと思います。
\固定費ゼロ。本体は永久に有効 /
Surfroam SIMの基本情報
2022年12月10日現在での商品情報をまとめると、次のようになります。
※Surfroamのウェブサイトでは、チャージのことは「Top-up」と表記されています。
【料金について】
初期費用 | 44.5ユーロ(≒ 7,283円) (=本体35ユーロ+送料9.5ユーロ。初期状態で25ユーロ分チャージ済み) ※ 日本への配送の場合 | |
月額料金 | 0円 | |
通信料 | プリペイド式。 先に金額をチャージし、以降は通信料に応じて残高から引かれる。 通信1MBあたりの料金は国によって異なる。 料金表はこちら | |
残高の有効期限 | 最後のチャージから一年間 (本体自体は永久に有効) |
【その他】
支払方法 | Paypal、クレジットカード(VISA, Master, Amex)、Bitcoin (ウェブサイトまたはメッセンジャー経由) | |
残高照会 | ・ウェブサイトのダッシュボードで確認 ・「187#」とダイヤル | |
対応端末 | GSM互換性のある、SIMロックされていないスマホやタブレット。 | |
SIMカードタイプ | nano, micro, mini | |
対応国 | 日本を含む世界約200ヶ国 | |
SMS | 受信のみ可能(イギリスの電話番号が付与されます) |
Surfroamのおすすめポイント4点
世界約200ヶ国に対応(毎回SIMを購入し直す手間から完全開放!)
まずは対応している国の多さが挙げられます。その数約200ヶ国。これだけ多くの国で利用できるということは、
新しい国へ入国するたびに現地のSIMカードを購入する手間が省け、手続きなしですぐにインターネットが使えることを意味します。
入国直後はその国の土地勘がないため、調べ物をするためにも最もインターネットを使いたくなるタイミング。仮にwifiが使えなければ現地のSIMカードを購入する必要があります。ですが陸路入国なら入国後にすぐに買えるとは限りません。また空路入国でも、到着時刻によっては空港のショップが閉まっていることさえあります。
ですので入国後すぐに通信環境が使えることが確定しているというのは想像以上に大きな安心材料です。
下記のページに対応国ごとの料金レートとの通信規格についてまとめられていますので、ご参照ください。
料金の単位は「€(ユーロ)/MB」です。例えば「0.02」となっている国の場合、1GBの通信であれば、1000×0.02=20ユーロの料金となります。
通信料はプリペイド式だから使いすぎる心配ナシ
Surfroamは最初に本体を購入したあとは月額の固定費がかかりません。
以後は先払いで金額をチャージしておき、実際の通信料に応じてチャージ残高から引かれていく仕様です。残高がゼロになると通信できなくなるだけなので、つい使いすぎてしまって過大な料金が請求される心配もありません。
SMS受信ができる
+44から始まるイギリスの電話番号が付与され、SMS受信を行うことができます(送信は不可)。
オンラインバンキングやウェブサービスの新規利用時など、SMSでの認証を求められることがあるため、地味にうれしいポイントだったりします。
ダッシュボードから残高・使用履歴を確認
ウェブサイトの「ダッシュボード(SIM DashBoard)」のページから、使用履歴、現在の残高、当日の利用料を確認することができます。またチャージもこちらのページから可能です。
次の画像は実際の私のダッシュボードの画面です。残高が24.38ユーロであること、利用履歴がすぐに確認できますね。
注意点
ご利用の端末が対応しているかチェック
Surfroamが利用できるのは「GSM互換性のある、SIMロックされていないスマホやタブレット」です。端末がこの条件を満たしているかどうか必ずチェックするようにしましょう。
音声通話は使えない
音声通話は使えません。
ですが最近はLINEなどのアプリで無料で電話できる時代ですので、そこまで大きなデメリットにはならないと思います。
ちなみに電話したい相手がLINEを使っていない場合でも、『Viber』というアプリを使えば格安で電話をかけることができます。Viberについてはまた後日改めてご紹介しようと思います。
入金したチャージ金額には有効期限がある
SurfRoamの場合、入金したチャージ分には1年間の有効期限があります。有効期限が来ると残高がゼロになってしまうのでご注意ください。
とはいえ残高が残っていても再チャージするごとに有効期限が1年延びますので、これさえ気を付けていれば大きな問題にはならないと思います。
SIMカード本体自体は永久に使えます。
結論:こんな人には特にオススメ!
以上をまとめると、特にオススメしたいのは以下のような方になります。当てはまる方はぜひご検討してみてください。
- できるだけ多くいろんな国を旅したい方
- 余計な持ち物を増やしたくないミニマリスト志向の方
- 音声通話をほとんど利用しない方
- 固定費をとにかく抑えたい方
本記事でご紹介した通常の『Surfroam SIM』は以下のページより注文可能です。
初期費用は44.5ユーロ(=本体35ユーロ+送料9.5ユーロ)ですが、最初から25ユーロ分がチャージされているので、本体は実質19.5ユーロで購入できることになります。
それでは良きSIMライフを!
\固定費ゼロ。本体は永久に有効 /
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] (けいさんのマド←詳しく載せてくださってます。旅人ほだ→e simの人はこちらの方のサイトも分かりやすいです。) […]
ご紹介ありがとうございます!